ジャズベースの激逆反りネックのアイロン矯正とボディの塗装、組み込み

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2006年の年末、物置の中を整理していたら何故かジャズベースのボディが出てきました。

以前からベースギターも一本ほしいなと思っていたので、このボディを使って作ろうと思い立ちました。

いきなりネックを作るのも無謀なのでヤフオクを見たら、そこそこのが目に付いたので落札することにしました。

ブリッジやペグなどのパーツもギターワークスに注文し、「あとはボディの塗装をして組み立てるだけだな。楽勝、楽勝。」と高をくくっていたのですが、届いたネックを見て愕然。

こんな具合に反っていたのです。

JB-NECK1

いわゆる逆反りってやつです。 トラスロッドで矯正できないかと見てみたら、ロッドはすでに緩々の状態。

ということはロッド矯正では直らないということか。

うーむ。

ベースの弦の張力でもここまでの反りは直らないでしょう。

さてどうしたものか。

以前何かで、曲がったネックをアイロン強制して直すような記事を読んだような気がしたので、早速ネットで調べてみました。

すると、「アイロン矯正は一時的な修正しかできない」とか「アイロン矯正プロのリペアマンに任せた方がいい」といった消極的な内容のものが目に付きました。

だが、辛抱強く検索を続けると、とあるベース弾きのブログに「ネックアイロンマニュアル」なるものが載っていました。

この記事にはかなり勇気をもらい、駄目元でやってみようという気になりました。

まずはネックの状態を良く調べてみます。

どうやら12Fからネックエンドにかけて激しく逆反りしているようです。

よって下の図のようにクランプしてアイロン矯正してみます。

JB-NECK2

JB-NECK3

しっかりした鉄板をどうやって用意するのかと言われそうですが、幸い仕事が金属加工の関係なので、しばし会社から借りてきました。

高温の設定で3時間アイロンを乗せた後、クランプしたまま1日放置してみました。

次の日の結果。

  1. 12Fから20Fの間が未だ反っている。
  2. ネックがやせてフレットが多少浮く。
  3. ネックのサイドからフレットがはみ出し、指にひっかかる。

2と3はアイロンのかけすぎ(高温で三時間は長いか?)。

2回目は12Fと20Fの中間にスペーサーを挟んでクランプし、「中温」で1時間30分アイロン矯正してみました。

1日クランプしたまま放置した後、状態を調べてみるとほぼフラットになってました。

2週間以上経ってもネックの反りはフラットのまま。

ということでネック反りのアイロン修正はこれで終わり。

以下はボディの塗装と組み込みの様子です。

imagejb  完成イメージはこんな感じ。
何事もイメージが大事(?)
jb001 とのこ、サンディングシーラーの工程を終え、テントの枠に吊るして乾かしているところです。

季節はもう夏です。

サンディングシーラ-が乾いたら、320番のペーパーをあて木を使って表面が平らになるように削ります。

jb002 白のスプレーで薄く下塗りします。
時間をおいて数回に分けて塗装します。写真は三回目を吹いたところです。
木目が消えてきました。
jb003 いきなり、クリーム色になって部屋に吊るされてます。
本吹きでクリーム色をスプレーし、その後クリアをスプレーしました。
乾燥したらコンパウンドで研磨します。
jb004 いきなり完成してます。
季節はもう冬です。
ネック購入から1年が経ちました。コンパウンドの磨きも終え、ネック、パーツを取り付けました。

文章だと簡単ですが、四苦八苦しながら作業してました。

塗装が少しはげているところがあります。研磨のしすぎです。

ピックアップはフェルナンデスのFGIテクノロジーというアクティブタイプを装着しました。

ネックですが、アイロン矯正から、すでに1年近くたってますが、フラットのままでした。

ロッドを軽く効かせた状態にして組みました。

jb005 記念撮影。
(2008年 1月完)
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