先日、購入したリコーのコンデジRICOH 防水デジタルカメラ WG-5GPS のマクロ及び顕微鏡モードのレビューです。
GPS機能が搭載されているコンデジ(「スマホより使い勝手のいいGPS機能付きコンパクトデジカメがほしい」を参照)を検討しているうちに、マクロに強いカメラも欲しくなってしまい購入に至ったWG-5GPS ですが、その実力を検証してみます。
WG5-GPSのマクロモードと顕微鏡モードの比較
花の写真での比較
ISO800
f/2.3
焦点距離31.0mm
これがマクロモードで撮影した写真です。
室内で蛍光灯下での撮影です。
薄暗い部屋での撮影でしたがF2.0のおかげか、明るく撮れたと思います。
カメラと被写体の距離は5センチ程度。
これ以上近づくとピントが合いませんでした。
続いて顕微鏡モードで撮影した写真です。
ISO 1000
f/2.3
焦点距離31.0mm
更に近づいて撮影しました。
隅の方はぼやけますが中央部分はなんとかピントが合ってます。
工夫次第で幻想的な写真が撮れそうです。
このWG-GPSの顕微鏡モードの凄いところは、更にここからズームできるところです。
ズームした写真がこちらです。
ISO 1600
f/4.9
焦点距離100.0mm
雌しべに付着した花粉が見えます。
スマホはもちろん、他のコンデジでもこのような写真は撮れませんよね。
文字の写真での比較
つづいて文庫本の文字を撮って比べてみます。
用意した文庫本はコチラです。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。
スケールは大きさを比較するためです。
ごく普通の文庫本サイズです。
まずは表紙のタイトルをマクロモードで撮影した写真です。
ISO 500
f/2.3
焦点距離31.0mm
つづいて顕微鏡モードで撮影した写真。
ISO 1600
f/2.3
焦点距離31.0mm
ドットが見えます。
これは肉眼では確認できません。
更にズームします。
ISO 1600
f/3.5
焦点距離 58.0mm
プリントのドッドがはっきり確認できます。
続いて中のページを撮影しました。
まずはマクロモードから
ISO 1250
f/3.5
焦点距離 58.0mm
左右の文字はすこしゆがんで写るものの、輪郭がはっきりしています。
続いて顕微鏡モードで撮影した写真です。
ISO 1600
f/3.5
焦点距離 58.0mm
紙の繊維が確認できます。
更にズームします。
ISO 1600
f/4.9
焦点距離 100.0mm
先ほどの写真では確認できなかった文字の輪郭のにじみ(?)まで見えます。
顕微鏡モードでの撮影の手順
顕微鏡モードで撮影するときはMODEボタンを押します。
カーソルキーで「顕微鏡モード」を選択して「OK」ボタンを押します。
マクロスタンドを装着して、被写体の上に被せて撮影します。
マクロスタンドは通常の撮影の時も、じゃまにならないので付けたままにしてます。
レンズ周りに配置されている6つのLEDで被写体を照らします。
そのせいか顕微鏡モードで撮影していると電池が早く消耗します。
ガッツリ撮るには予備のバッテリーは必須です。
さて、ここでクイズです。
これは何でしょうか?
答えは…
「かっぱえびせん」でした。
まとめ
以上、ざっとですがWG5-GPSのマクロと顕微鏡モードを使った撮影をレビューしてみました。
僕自身、あまりカメラに詳しくないせいで説明がうまくできないのですが、非常に面白い遊べるカメラだと思います。
まだまだ他にもたくさんの機能があるので機会がありましたら、またレビューするつもりです。
ちなみにこの記事の最初にある写真の正体はこれです。
庭に咲いていた何かの花(?)です。名前は知りません^^;