最近、TVCMでも紹介されているハンドメイドマーケットの「ミンネ」ですが、グーグル検索すると「ミンネ」「売れない」などのネガティブな複合ワードが目につきます。
果たして本当に売れないのでしょうか?
僕もDIYerの端くれ、いっちょミンネ作家になって出店し、実際に商品が売れるのか売れないのか試してみたくなりました。
ミンネのサイトを覗いてみる
まずはミンネでみんながどういうものを売っているのかリサーチします。
ミンネのサイトにアクセスしてみるとコンセプトからしてとってもガーリーな、
おじさんDIYerには場違いな雰囲気です。
トップページに「注目の作品をピックアップ」が掲載されています。
見るとほとんどがピアス、イヤリング、バレッタ、ブレスレット、ブローチ、リングなどのアクサせりーです。
家具などの木工作品もあります。
こんなにたくさんのハンドメイド作品の中から選んでもらうには「オリジナリティー」は絶対に必要になりますね。
どこにでもあり、誰でも作れるようなものはやめたほうがいいでしょう。
さてどんな作品を作ろうか悩むところです。
「あれこれ考える」よりも「まずは出店してみる」
新たに作ってもよかったのですが、手元に僕が作ったものが3点ありました。
どれも素材の入手から加工など、非常に手間のかかるものばかりですが、まずはこれで検証してみたいと思います。
売れるようであれば量産する方法を考えればいいし、売れなければ新規に別なものを作ります。
出店にはお金がかからないので、実際に出品して反応を見ます。
価格を決める
これは悩みました。
「仕入れ価格」を算出する
これは単純な話です。
例えば仕入れ価格900円の素材があったとして、そこから3つ商品が作れるとすると、1つ辺りの仕入れ値は300円になります。
一つの素材だけではモノは作れないので、他の素材の仕入れ値も同様に計算して足していきます。
するとその商品にかかったすべての「仕入れ値」が出ます。
「工賃」をどうするか?
この工賃の計算が非常に悩むところです。
今回の商品が仮に売れたとして、その後量産していくことになった時の事を考えます。
人は使わずに自分一人で作業するとして、一つ作るのにトータルで5時間かかったとします。
現在、バイトでの時間給は最低でも700円くらいだと思います。
ある程度のスキルや設備がないとできないものだとそれでは少ないでしょう。
なので時間1000円で計算します。
ただここで問題なのは、「その時間は本当に適切な時間なのか?」です。
機械や後工程の必要ない素材を使用した場合と手工具や後工程の必要がある素材を使用した場合とでは時間にかなりの差が出てきます。
なので今回は工賃という形ではなく、似たような商品がいくらで売られているのかリサーチしてみて、そこに合わせてみます。
特に初回は少しサービスするくらいの価格にしてみます。
さて次回は実際、ミンネに登録してみます。
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